「菜々？怒ってるの？」


「………。」

　菜々さん？どうしちゃったの？


「菜々？大丈夫か？」


「先生のバカッ…寂しかった…」

　
　菜々が甘えんぼだ…


　さっきまで神崎と言いあってたからか…

　涙目になってる菜々…ごめんな…でも…そんな表情も可愛いと思っちゃう俺って…

　相当惚れてんだな。


「菜々は、俺が居なくて寂しかったのか？」


　菜々の反応が知りたくて聞いてみた。


「うん…先生ぃ…」


「そんなに俺が好き？」


「好き…」


「神崎達より？」


「隼人達より大好き…でも…隼人達も大事だよ。」


「分かってるよ。それで良いんだから。」

　…………


「菜々…キスしたい。菜々からして。」


「せ、先生！？こ、ここで！？」


「そっ、此処で。」　

　俺って…Ｓだな。

　でも、こう言うのは菜々にしかしないんだから良いだろ？


「先生…目つぶって！」

　菜々に言われた通り目を瞑る。


　チュッっと触れる位のキスだ。


「菜々、帰ったら俺ん家にお泊まりな。」


「せ…せ、先生！？！？」

　甘い雰囲気の中でたっぷり可愛がってやる。