衝撃だよね…だって学校の先生からは想像出来ないもん…


「こっちが俺の素だ。ここで猫被っても疲れるしな。なんせこのガキ共を相手すんのは体力使うんだよ。」


 菜々と似てると思ったけど菜々より少しは感が鋭いみたいだな。


 菜々よりマシって事か!


「……詐欺だ…」


 愛華ちゃんも中々言うんだ!!


 愛華ちゃん…それはあたし達皆思ったよ!!!


「詐欺で悪かったな。大沢…お前も補習の仲間入りだな。」


 愛華ちゃんも餌食になった…!!

 可愛そう…これから悪夢だね…


「イヤっ!!」


「却下。」


「イーヤーだぁ!!」


「煩い。拒否権あると思ってんの?」


「菜々ちゃん!こんなドSな教師やめときなよ!!」


 やっぱり愛華ちゃんも先生の事ドSって分かるよね…

「菜々は俺にゾッコンなんだよ。」


「先生…勘違いじゃないの!!」


「お前…海に沈めてやる!!」


「……ヤっ!!」


「泳げないんだろ!!」


「…………うるさいです!!」


 大沢も泳げないのか…!菜々に似てるな!!でも…菜々が一番可愛いけどな!!

 俺の中で菜々を超えられる奴は居ないな!!


 こんな会話を続けて海に向かう…どうしても皆…先生には勝てないみたいです。