「そう！ジィ！！クソが付いてないだけマシでしょ！？」


「チビ菜々って結構言うんだな。でも、チビ…ドМだよな。」


「んなッ…！！ドМじゃないもん！！」


「俊介！あんま苛めんなよ！」


　先生が助けてくれた。


「菜々を苛めて良いのは俺だけなんだよ。」


「お前溺愛してんな！稜が嫉妬すんの珍しいじゃん！！今回マジなんだな。」


「うるさい。良いだろ別に！」


「しかも生徒って聞いた時はビックリしたんだぞ！まさかお前が生徒に手出すとは思わなかった！」


「俊介だって本気で好きな奴が現れれば分かるよ。」


　先生と石川先生の会話を聞いてるあたしが恥ずかしい。

　こう言う話はあたしが居ない時にして欲しい…


「チビ菜々が真っ赤だぞ。しかもバカ美憂と隼人が酒飲んでるぞ。稜、止めなくていいのか？」

　
　目を離した隙に先生達が買ってきたお酒を勝手に飲んでる２人…未成年…良いのか？


　ってあたしも前一回飲んじゃったんだけど…。