きっと先生の甘い言葉でこんなになってるんだ…



 いやらしくなるのも先生のせいだ。


 抱きしめてくれる先生の大きな腕。


 先生の温もり


 先生の温かさ


 せんせい…


 全部…


 ぜんぶ


「好きぃ・・」


 先生のキス…


 先生の愛…


 とろけちゃいそう…菜々が、力が抜けてクタァってしてる。


「先生、最後まで…」


「言っただろ。誕生日まで待つって。俺、約束は守る主義だから。」


「菜々、好きだよ。」


「今日は、不安にさせてごめんな。」


「俺は、菜々だけしか好きにならないから。」


 そう言って先生は抱きしめてくれた・・。


 先生の言葉で不安だった事が無くなっていく。


「俺が、こんなに好きなんだから信じろよ。」