「俺も、好きだよ。」


 何だか菜々がとても可愛くてしょうがない。
 

 こういう菜々を見るのは初めてだった。


 学校では、いつも元気でお調子者だからな。


 どんどん、欲求が増えていく。


 菜々を、俺のものにしたい。


「先生? どうしたの?」


 菜々が俺の顔を覗き込んでくる。


 上目づかいで見てくる菜々を抱きしめた。