私は独りになるのが本当にこわかった。
中1のとき本当に苦しかったから。
こんなに辛くて寂しいものなんだって
誰かに助けてほしくて
誰かに一緒にいてほしくて
だけどそれは当分の間叶わなかった。
負けてられるか、
私は一人でも生きていけるんだ、って
あのときは幼いながらそう強く心で思って過ごしてて、笑
お弁当を一人で食べたり
休憩時間も一人で過ごして
本当に寂しかったけど
あたしは耐えた。
部活やめたいなぁなんて思ったこともあったけど、それは逃げるだけになるし
そのことを相談する人もいなかったので
部活はやめなかった。
だけどそのときは、
何ヶ月か経った時、
たまたま一人の子が私に話しかけてくれ、おいでよと言ってくれたおかげで、やっと私は独りから解放され、部活の子達が、今までのことがまるで嘘だったかのように、仲良く接してくれるようになった。
それで私は救われた。
それからの中学校生活は順調だった。
中3なんか本当にいい友達に巡り会えたし、今でも仲良くしてくれてる。
だからもう過去のことは振り返らずに、これからの未来を楽しんでいこう、そう思ってた。
例え独りになる日があっても、もうあたしは大丈夫だと。
乗り越えられるんだと。
そう信じてた。