予鈴がなり、席につくと一気にだるさが増してきた。


隣の男子は
「はげわら」とか
いい加減やめて欲しいぐらいだよ。


友羽みたいになりたい!!

ガラッッ!!


見知らぬ男子が、入ってきて私の前の席に座る。
みんながヒソヒソして、私の前の人のことを言っているみたいだ。


するといきなり、私の方に体をむけた。

「今の時間何??」


ビックリした私は、緊張ながらも言った。


「がっ学活って言ってたけど、よっ良くわかんない。」


やばっっ!!

すごく噛みまくった!!


「ふっ(笑)
お前噛みすぎだから」


「ごっごめんなさいね」

「おっ!!また噛んだ」


「うるさーーい!!」


んもーこいつと居ると頭くる!!


すると、隣からうっさい声が聞こえる。


「はげわら2人組」


「どいつもこいつもムカつく!!」


「勝手にむかついてろ」

はっっ相変わらず、クールな萩原 慎。

これから友羽がいないと男子に、ボロボロにされるー!!


でも、まだ私はこれから起きる出来事なんて誰もが予想をしなかったんだ。