梨香だ。

「何かあったの?」

いつもよりテンションが高い梨香を見て私は言った。

「……」

だまったまま何も言わず学校の下駄箱まで走ってしまった。

どうしたのだろう?と思いながらも、歩く。

「見て〜〜!!」

向こうから走ってきた梨香ゎ私に一枚の紙をわたした。

………えっ………

これは、クラス替えの紙。

6年1組から順に見ていくと、初めに見たのが『2番 石栗 梨香』だ。
すごく緊張したがら、下をたどって行く。
『20番 萩原 結』……「あった……」

やったぁぁぁぁ!!

「梨香と一緒じゃん!」
「ねっ!私の喜んでた理由はこれ!」

嬉しさのあまりに、涙がでてきそうだった。

楽しく、体育館の中へ入り後は先生…っと思いながら、けど梨香がいるから大丈夫!!

緊張しながら、座った。