琥珀「…理由は?
別に知らなくたってお前たちは生きていける」



希輝に対してよりも鋭く、警戒したように問いかけた。



…こーは一体ひまの何を知っている、、?



志「ずっと、何年も傍で見てきたけど、あいつは何も語らなかった。


俺の知らないあいつなんて数多くあるのはわかってる。でも、ずっと探してきた奴がやっと見つかったんだ。
もうこっちから背を向けることはしない」



円「俺だって、トモがあんなに可愛がってたあいつを、これ以上放っておくことなんて出来ない。

俺もずっと探してきたんだんだから。」



飛鳥「……あいつが今までどんな想いで俺たちと接してたのかはわからない。

それでも、俺たちが苦しめたことに変わりはない。今更許される気なんてないが、謝りたい」



雷「"あの時"、酷いことを言った自覚はとっくにある。あいつの言い分一つも聞かないで追い出したのは俺だ。

…だから、まだ知らない"あの事件"の真実を知りたい」



京「今まで"あいつら"のことを隠してた。だけど、もう話すべきことだ。

俺たち5人の中に隠しておくべきじゃない。」



各々自分が思ってることを口にした。



…何のことを言ってるかは俺たちにはわからない。



でもきっと、こーには全てわかるのだろう