琥珀「りゅー…」



昔呼んでいたあだ名で人物を呼ぶ。



??「はは、懐かしいな。それ。
久しぶりだな、もう10年くらいになるか?」



陽向「……生きてたんだ。」



思わず、ポツリと溢れたひなの言葉にりゅーは軽く頭を叩いた。



パシッ



??「勝手に殺すなよ。」



陽向「ああ、ごめん。
つい本音が……いてっ!」



謝る気など全くないひなは笑いながら言うと、再びりゅーに叩かれた。



…そんな光景が、本当に懐かしく、久しぶりで、一瞬周りの存在を忘れそうになった。



神楽「あんた誰だよっ!勝手に入ってくんなよ!!」



??「…ああ?
俺はこいつらの所属してる陽炎のマスターの雪白 龍海だ。こいつらの関係者だがなにか問題が?」



響「えっ!?本名、雪白龍海だったんですか!?」



龍海「ん?ああ、言ってなかったか??」



「「「聞いてない(です)!」」」



それは悪かったな。と謝る気などない風に雪白 龍海(ユキシロ リュウカイ)こと、りゅーが3人へ謝る。



凪「…おい、雪白龍海っつったら、向日葵が言ってた……。」



龍海「え、向日葵??
なんか言ってたのかよ?」