捺翔「…つーか、ターゲットの直属回収ってなんだよ?
警察は殺し屋に殺された遺体を回収してたってことか!?」



…医療の道を進む捺翔には、許せないことだろう。



いくら罪があったって、人は殺すべきではない。



そんなの、俺たちだって知ってるんだ。



翼「警察は、それを黙認してたの…?」



白「手に負えない犯罪者だからか!?
だから殺し屋に頼んで殺してたのかよ!!」



殺し屋は、存在してはいけないことなんてわかってる。



復讐は復讐を生むだけ。



俺らが殺した何万とのターゲットには家族が、恋人が、友人がいたのに。



俺たちは人々が悲しむのを知ってて、人を殺した。



葉亮「誰も止めなかったのかよ!?
犯罪者なら!警察は罪を償わせるべきだろ!!」



こいつらの言うことは全て正しい。



表で生きてきたからこそ、"裏"のやり方は汚いとしか感じない。



"裏"は、表の常識なんて通用しないんだ。



輝「…に……る。」



和月「え?」



輝「お前らに何がわかるんだよっ!!」



「「「「「「「「「「え、」」」」」」」」」」



比呂斗「て、る??」



突然、大声を出した輝にまた倉庫が静まった。



…普段怒鳴らない輝だからこそ、全員(俺、ひな、響、天以外)が驚いた。