「え...!?」 高校生になってから「ねる」。 それはきっとただひとつの事しか意味して無い。 『あたしさ- 陸君ずっと好きだったんだ!!! 抱いてくれるってことは脈アリかなぁ?』 雫の明るいと想っていた声が 急に 甘い、うざったるい女の声に聞こえた。 雫は「抱いた」って確かにいった。 陸が好きって自分で認めた。