雫...は大丈夫だろうか?




「あ~陸に聞くの忘れてた!!」


急いでいすから飛び出し、陸の部屋の前に立つ。





でも...


波音は立ち止まった。






今日、陸の様子がおかしかったような...。




今日の帰り道は、陸は一言も喋らなかった。



波音もただ後に座って言葉を発さなかった。






陸に聞くより、雫に聞いたほうがずっといい。




そう思ったけど、私は雫と喋る事が怖かった。



いったん部屋に戻り、思い切ってケータイを開く。



柊からの、一通のメールがあったコトを示していた。