「波音ちゃん!!!ご飯よ―ッ!!!」





「はぁーい!!!」



おばさんの声がしたから聞こえ、私はあわてて返事をした。





急いで制服に着替えて、髪の毛を整える。





私は自分の部屋を出て、隣の部屋に入った。





「陸?ご飯だよ!!!」




ベッドの中の塊を揺さぶりながら、まだ夢の中にいる陸に声をかけた。





「ぅ”ぅ...」



陸は朝が弱い。だから私がいつも起こしている。




「陸!!早く~!!!」







「ん~...」