「ばッ!!!何で...」



みるみるうちに柊の顔が赤くなっていく。



「わ!!!あたっちゃった♪」




「おい!!!雫に言うなよ。」




消えそうな声で柊がいう。







「でも...」



波音が言い始める。



「私、今分かったわけじゃないよ。」




「...は!?」



「な~んとなく気づいてた。そして雫が想う人のことも。」