「わわ~海久しぶり!!!」



雫が声を上げる。



「そっかぁ...雫海から家離れてるもんね。」




「うん。4人で来るの懐かしいね!!!」





私達は波打ち際に走り出す。





「キャー!!!冷たい!!!!」




「あったりめぇだろ!!!





バシャバシャと走り回る波音と陸と雫。





柊は黙ってみていた。





その表情はどこか少し切なげだ。