「は-ちゃんご飯食べよう!!!」



なんとか午前中の授業をやり過ごし、雫が波音の席にやってきた。



「うん!!」



おばさんの特製お弁当は陸とおそろいだ。




「は-ちゃんのご飯おいしそ-♡交換しない?」





「いぃよー!!!雫ママのもおいしそうだぁ!!!」



私達は弁当を交換する。




「ってかそれ私が作ったんだよ!!!」



「嘘!?雫すごッ!!!」




「えへへ~♪



あ!!!陸君!!!柊!!!こっちだよ!!!」





雫が陸たちに向かって手招きをする。