「ハァっ…ハァっ…」

ここはどこなの?

トンネルを抜けたら街があったんだ。
そこは、どことなく不気味な雰囲気で。

「嘘…」

気づけばもう夜。
黒い影。

「夢だ。これは夢だ。」

夢だ夢だ夢だ夢だ夢だ夢だ夢だッ!

夢じゃないことくらい、解ってるのに。