あの日に私は何もかも捨てた

死ぬまで一人で生きて行くと
誰にも頼らず
誰も信用せず
信じるのは自分だけ

たから必死に勉強した。勿論一流の会社に
就職する為

勉強の合間にはバイトもした

一生一人で生きて行くのならば賃貸ではなく、狭くてもいい自分だけの家が欲しい

バイトで貯めたお金を頭金にして
やっと欲しかった小さなマンションを買うことが出来た




ほんの少しだけど将来に向けて歩き出した
ばかりだったのに……

でも絶対2度と自分を捨てなくはない

負けたくない