「え?なに?」



「ううん、なんでもない」



悠斗は、私の手を取ってから、私の目を見つめた。



「今夜、うち来る?」


ちょっと、沈黙したあと、私は確かにうなずいた。




身体が熱を持って、疼いてるのが分かった。