「そなた、大丈夫か?」

声を掛けるとミシェルは私に抱きついた。

「なっ////」

こんな美少女に抱き締められて恥ずかしがらない者は居ない。

「助、け…てぇ……」

涙が溢れ出し、途切れ途切れに言葉を発していた。

「大丈夫。私はそなたの味方だ。」

私はこの娘を千尋の代わりにしたかったのかもしれない、と思った。

これが私と『ミミ』の出会い。