「あぁぁっぁ!!」

思わず私の口から小さな叫び声が漏れて、

次に嗚咽が止まらなくなった。

思い出したくない。

怖い。怖いよぉ....。

涙が溢れてくる。

こんな顔!!

こんな顔!!

美人じゃなかったら

こんなことにはなってなかった。

私の性格もずっと明るかっただろうし、

お母さんも元気で優しいままだった。

私たち家族は...。

幸せだったんだ。

全員そろって

仲良く過ごしていた。