いつもの席から
眺める

何本もの木の隙間から
君を見る

それがあたしの日課

話すことなんて
ないし

特にかかわりもないし

ただの、同じ学年の人

それだけの関係だった


きっかけはあたしの友達
なんとなく手に入れた
あの人のメアド

あたしは今も
そのメアドに
触れてはいない

これからも
きっとそう