龍は一気のみした。

教頭先生は龍が震えてると気が付いた。

「龍くん...。」

「...俺は悪い子、おかしい子...」

教頭先生はコップを片付けると龍を見守った。

「龍くん、大丈夫。君のせいじゃないよ。」

龍は繰り返す。

龍はなきはじめ、震えも激しくなった。

教頭先生は異変に気付き、海斗たちのもとに走って向かった。

――――――――――

「まだわかんねぇのかよ!」

ガチャン!!

「佐川くん!龍くんが...。」

海斗は振り向いた。

「兄ちゃんに何か?」

「怯えているんだ...」

海斗はすぐ走っていった。