ー1時間前。

『春ちゃん!今日こそ遅刻寸前とかなしで早く学校行くよ〜!』

いつもの様に、春ちゃんの部屋まで、私が起こしに行くのが日課。

ドアをトントンと叩いても、返事がない。

これも、計算済み。

『起きってって!…ば…』

ドアを開けると…上半身裸の春ちゃんがいた。