今日わ先生にやっと数学を見てもらえる日だ。


うれしくて、うれしくて、うれしくて・・・・・・


初めて会ったときわこんなに好きになるなんて思っても無かった。

けど、


今じゃこんなに人を好きになれるのが信じられないほど好き・・・。


「先生♪今日よろしく~」

数学の授業が終わったあとあたしわ先生に言った。


「おう!教室で待っとけよ。」

先生わそう言ってあたしの頭に手を置いた。




これわ先生がよくすること。

だれにでもしてる事って分かってても、どきどきしちゃうんだ。


もしかして・・・って期待してる、あたしがいるんだ。


HRの時間、あたしのクラスの担任わ話が長い。

先生のクラスのHRわもう終わっていて、あたしわうずうずするばかり。



早く終われ~

早く!早く!!


時計をちらちら見ながら担任の西先生に念を送った。


「・・・で~あって、君たちわ~・・・」


「・・・・・それじゃ、今日わこれで。挨拶。」


やっと話が終わった。


クラスの人たちが、ぞろぞろと教室から出て行く中あたしわ一人机に座った。