レナわ色々考えて先生に告白をしたんだ。


レナが自分と重ねて見えて、涙がこらえきれなくなってしまう。



「ごめん、ごめんね、レナ。本当にごめんね。」



「はぁ！？奇麗事言わないで！あたし、千夏に先生について色々言ってたよね、だけど！！だけど千夏わ・・・あたしのこと可愛そうな目でずっと見てたんでしょ！」



言葉が出なかった。

もしかしたらあたしわレナをかわいそうな目で見ていたかもしれないから――


心のどこかで、そんな気持ちがあったのかもしれない。



でも・・・――



ここで引いたらあたしとレナわもう一近づけなくなる。


ぞっと離れ離れになってしまう。



だから引いちゃいけない。




「レナ、ごめん。正直に言うね。」



深呼吸してからもう一度続ける。



「あたし、もしかしたら・・・下に見ていたかも知れないの。反省してるよ。本当に・・・。ごめんね、ごめん。あたしレナと友達やめるなんて出来ないよ。」