「気になってなんかないよ!!ただなんとなく。」

「そぉ?でも小山田ってさけっこう生徒から人気あるよね?」


「へ?そーなの!?」

「うん。知らなかった?」


はるかの衝撃の言葉にショックを受けながらも、放課後職員室に向かった。



「せんせーい、小山田先生!」

「ん?中山どうした?」


職員室のドアから顔をひょっこり出す先生。


あっ。先生のこのにおい好きだ・・・・

 
「先生。なんかいいおいするぅ。」

「ん?そうか?香水変えたんだ。よく分かったな。」

そう言ってにかって笑う先生。その笑顔かっこよすぎ・・・


「で、なんだ?」


「あのね、数学でどうしてもわかんないとこあんの。教えて、先生。」


「おう。もちろんいいぞ、・・・っていいたいんだけど今から会議なんだ。遅くなるかも。」


会議なんだー。ちょっとショックだなぁ。

「そっかぁ・・・」


あたしが落ち込んでいると、先生が・・・


「んじゃ、明日!絶対教えてやる。いいか?」
だって!

「了解♪絶対だよ~」


「よし。じゃぁ、明日な!」

「うん。ばいばい、先生。」