「じゃぁ、もうそろそろ帰るね。」


もう、お母さんが帰ってきそうな時間だったので、あたしわ席を立った。


「あっじゃあ送るよ。ちょっと待って。」


「うん。分かった。」



しばらくしてからあたしと先生わ、先生の車に乗った。




車の中で流れているのわあたしの知らない洋楽。

なんだか大人の雰囲気。




「あたしね、先生に言えてよかった。つらかったのもあると思うけどね、先生に隠し事してるのも嫌だったんだ。だから、全部言えてよかったの。」


自分でも、こんな事いうつもり無かった。

だけどね、


心のそこからそう思ってるの。



「っあ。うん、そうかありがとう」


なのに、先生の反応わ薄い。


「先生考え事??」



「いや、どうしてだ??」



「いや、なんかボーっとしてたから。なんとなくだけど・・・?」


びっくりした。

先生がまじめな顔で聞いてきたから。