「・・・」


「・・・」


帰りだしても何故か沈黙。


いつもなら会話が途切れる事なんて無いのに・・・


きっと、はるかわはるかなりに考えてくれてるんだと思う。



だから・・・


はるかにわ全部話すね。



「はるかぁ~」


「うん?」


「あのさ、聞いてくれる?」



「うん。いいよ・・・」



一度大きく深呼吸してからはるかに言った。



告白した事から、今日屋上で決意したこと。



全部。




「千夏ぅ。つらかったよね。本気の恋だったもんね。ごめんね、気づけなくて・・・」



目にこぼれそうなくらい、涙をためてそう言った。