えっ?あ、あたしいつのまにか泣いてた。


自分でも気づかないくらい自然と泣いていた。


きっとこの涙わ竜太に対する罪悪感からの涙。

それから・・・

本当の自分の気持ちに気づいた涙。



「竜太・・・竜太・・・ごめんね!あたし、あたし竜太と付き合う前先生と付き合ってたの。」







「・・・えっ?」

数分の沈黙の後竜太がやっと声を出してくれた。

「どっ・・・えっ?あのっ・・・はっ??」

心のそこからびっくりしてる。



竜太わあたしのこときっと本気で好きなんだと思う。

竜太わ本気であたしに向き合ってくれた。


だから・・・
あたしもちゃんと向き合おう。


「竜太・・・全部はなすね。」


あたしわゆっくり竜太に話した。


すごく好きだったことも、先生のせいで避けられた事も、でも好きだったことも、先生に子供がいてショックだった事も、だから竜太と付き合ったことも・・・全部話した。



「あたしきっと竜太の優しさに甘えてた。ごめんね、本当にごめんね。」


「俺・・・」


いいんだ、竜太があたしのことうらんでもそれわ仕方ないから。