そして、今井くんはそのままダンクシュート。




「「「キャーーーーー!!! 」」」




周りの女子の黄色い声が凄い。




「ね、ねぇ!!見てた中村!?」



私は、隣にいる中村の肩をバシバシ叩く。



「あー、うん。そーだねー……」




なんだ中村、すっごい棒読み。

興奮している私とは大違い。



「やっぱり、私の今井くんはすごいな」



「いつから、お前のものだよ」




今井くんが、走ってる姿が好き。

今井くんが、汗を流してる姿が好き。



好きが止まらない。