「みんな、おやすみー」 佐倉くんがそう言うと、部屋の電気が消えた。 すると、すぐに誰かわからないけどいびきが聞こえてきた。 あ……結局、今井くんと何があったのか2人に言えてない。 私は、静かに目を閉じた。 「眠れない」 私は、目を閉じても眠れなくてベッドから出た。 「今井くん?」 隣にいるはずの今井くんが、いなくて。私は、気になって部屋を出た。