「もう、10時だね」
「本当だ!早っ!」
私の隣に座る中村がそう言った。なんで、楽しい時間て、過ぎるのが早いんだろう。
「ねぇ、由良。もしかして、今井くんと何か進展あった?」
「私もそれ聞こうと思ってた!」
中村が、ニヤけた顔でそう言ってきて、のっちも私に聞いてきた。
「聞きたいの?聞きたいの!?」
物凄く嬉しいことがあったよ!
直ぐに、この2人に報告したいところだけど、焦らしてあげる私ってSが入ってたり!?
「いいから、早く言えよ」
そんなことを思っていた私は、中村のその一言で消された。
「ごめんなさい、今言います」
私は、ベッドに腰掛けて話し始めた。
男子3人は、ソファに座って話している。
…………男子3人!?