「ただいまー!」 「遅いよ!2人とも!」 部屋に、戻るともうトランプが、飽きたのかベッドに転がってる佐倉くんと野村くん。 「買ってきたからとりあえず食べて」 今井くんが、小さなテーブルに袋を置いた。 「え!これ、買ってきてくれたの、流石祐月」 佐倉くんが、袋からお菓子を取り出してそう言った。 「いいから、食べて」 「由良ちゃんもありがとー!」 私は、佐倉くんに笑顔で返して座った。