俺も、仕方なくその人たちがいるところへ集まった。


「え!キャー!今井くん!」


その班の女子達が騒ぎ出した。

まぁ、なんとなく挨拶をする。


「おはよ」


「えっ!挨拶してくれた!おはよう!」


俺だって挨拶くらいするから。
石原さんをみれば、まだ委員長と話してる。
俺を置いて委員長と話すなんてどういうことかな?



「それにしても、由良って今井のこと大好きだよなー」


「当たり前だよ!今井くんは私の特別だから」



大声でそんな会話をしないでほしい。



「まぁ、まだアタック中だけどね!」



もう、石原さんのこと好きなんだけど。