「高校生たくさんいるけど、もしかして修学旅行とか?」 「あ、そうなんです!先生達生徒を置いてどっか行っちゃって」 どこからか聞こえる、石原さんと男の声? 俺は、左の方を見た。 なんだ……いるじゃん。 俺は、方向音痴なのか……。 「ふーん……だったら、抜けない?」 石原さんの腕を掴んでそういった男。