「ねぇ、い「うるさい。俺寝るからあっち行って」 前の席の女子が話しかけようとすると、それを遮って目を閉じながら言った今井くん。 今井くんがそう言うと、女子たちは静かになって自分のとこへ戻った。 私は、さっきから窓の外を見てたけどチラッと今井くんを見る。 ほわぁぁぁ~~!!! 近い!近すぎる! 教室の席なんて比べ物にならないくらい近い今井くんの寝顔……。 これは……今井くんが熱を出した時以来だ。