「は?そんなこと言っていいわけ?」




さっきとは違い、物凄く低い声が私の横から聞こえる。



見たくない見たくない見たくない。


だって、この声は……



しょうがなく、恐る恐る横を見る。




ニコッて笑ってるけど、物凄く怖い顔の中村。




「ひぃぃ!!言います!言わせてください!」




私は、中村に腕を引っ張られ、教室の中に入った。