「準備できたの?」

「うん」

「よし じゃー いこ!」

「あー 荷物は もーななみの部屋に置いた」

「もー また勝手に窓開けてー」

翔と私の家は隣同士

そして 私の部屋と翔の部屋も

窓を開けたらすぐ

だから 翔はいつも勝手に決めて開けて

荷物を置いたり

私の部屋に入ってくる

「まぁ 細けぇことはおいといて いくぞ」

私の腕を引っ張り 玄関を出て

私の家に向かう

「おじゃましまーす」

「あーら 翔くん! いらっしゃい!」

私のママは翔をかなり気に入ってる

「今日はお世話になります!」

「いーのよ!どーぞ上がって!」

「はい おじゃまします!」

「相変わらずイケメンねー翔くんは」

なんだか 私の存在が…

「あら ななみじゃない!」

ほらね 翔がくるといつもこうだ

もう慣れたけど

「ただいま 翔 上いこー」

「おかえりー じゃー 上にお茶もっていくわね」

「うん!ありがとー」

そして 上の私の部屋に向かった

「ななみママはいつも元気だねー」

「翔がくるともっとだよ」

「気に入られて嬉しいわ!」

「それはよかったですねー」

「嫉妬すんなって」

「してないわ!!」

「はいはい」

翔は笑っていた

トントンとドアがなり

私はトアを開けた

「はい お茶!」

「ありがと ママ」

そしてドアをしめ お茶とお菓子を小さいテーブルに置いた

「今日の菓子はタルトだ!」

ママはいつも手作りのお菓子をだす

それが友達にも評判

美味しいから

私も気に入ってる

「食べよっか」

「おう!」