二人の間に静寂が流れる。


・・・恥ずかしすぎる!!
顔が赤くなっていくのがわかる。


「ハハっ。何がおなかすいてないだよ!」

くすくす笑い続ける駿也先輩。


「もう!そんなに笑わなくてもいいじゃないですか!」

嘘ってばれちゃったし・・・。


「腹減ってるみたいだし、行くぞ。」

「わかりました。」


これは多分断わっても無駄な気がする。

どうせやることもないしね。

悠斗以外の男の人の横を歩いているだけで、少し不安。

だって初めてだから。