二人で行けばいいのに たまにわたしを誘ってくる。 これがあてつけなら怒っているところだが、 莉緒のことだから何も考えていないのだろう。 悠斗ともいたいが、わたしとも遊びたい。 なら三人で行けばいいじゃん! という莉緒の単純な考えだろう。 三か月たってもわたしは悠斗のことが諦められずにいた。