「サイアク・・・。」 ベッドの上でわたしは1人つぶやいていた。 髪はボサボサ。 服は制服のまま。 目は赤く腫れている。 そして時間は・・・朝の10時30分。 完全に遅刻。 とりあえず制服を脱いでシャワーを浴びる。 泣き過ぎて腫れた目を見ていやでも 昨日のことが本当なんだと実感させられる。 近くにあったジャージを着てリビングに向かう。