「春斗さん、お粥をできましたよ。」


お粥と水と1回分の薬を乗せたお盆をもってベッドのある部屋に行く。


ところが…


「おーい、春斗さん、できましたよ。」


いくら呼びかけても春斗さんはこちらを向かない。


もしかして…


「寝ちゃいました…?」


そう言って顔を覗けば規則正しい寝息をたてて寝ている春斗さん。


…困った。