空叶「悠嘉。ついたよ?」

悠嘉「…っは!よしっ!入ろ!」

ガラガラガラガラッ

………え?
さっきまで、ざわざわしてたのに一気に静かになった。それに、こそこそ何か話してる………なんか、こわい。


空叶くんの制服の裾を引っ張った。

悠嘉「……ねぇ?……空叶くん。悠くんのとこ行きたい…」

空叶「うーん…もう時間がないから後にしよう?荷物を置いて。ね?我慢。大丈夫だよ。俺がいる。手、繋いどく?」

悠嘉「………うん。」

席は自由だったから、空叶くんの隣にぴったりくっついて座った。