驚いているのは和君も同様らしく、目を見開いて私を見ている。
まるで、「なんでお前がいるんだ」とでも言うかのように。
「お?新しい友達?」
「うん、雪っていうの」
「雪?…へー、そっか!…あ!新入生代表してた子じゃん!」
笑顔の彼に「よろしくねー」と言われ、思わずペコッと頭を下げた。
「俺、瞳の幼なじみで北口涼介(きたぐち)っていうんだ。…あと、この二人は俺の友達。水谷和哉と瀧川真人。生徒会長と副会長だから、わからないことあったらなんでも聞きな」
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…