「あんたらと関わるとろくなことないわ・・・」

『彩花が悪いんやんっっ!!』

「いや~お前が寝てたんから始まったんやし、お前が悪いな!!
全てお前が悪いな!!」


『何でやねんっっ』

3人で、罪を擦りつけあって、不毛な戦いをしていた。

「まぁまぁ・・・窓際暖かいし、眠なるよなぁ」

『うーん・・・
それもあるんやけど・・・乙女の悩み事考えてたら、頭真っ白でいつの間にやら・・・みたいな~』

「はっ?乙女?誰のことやねん・・・」
『はい!!そこうるさい』

ボソっと言った慎をしっしっと追いやった

麗奈がまごまごしていると、 彩花がすかさず答えた。

「なーに?もしかして、また光君のこと~?」

「しゃーないなぁ お姉さんが聞いたろ」

子供をあやすように彩花が話をする。
彩花は、小学校からの友達で、 落ち着きがあり、大人っぽく顔立ちも 芸能人みたいに 綺麗な子で 麗奈の目標でもある友達だ。

『・・・・・・。』