「はよぉ~~~~ございます。」

     …もうすでに午後。どちらかというと、こんにちは。

     「よぉ~~~~~~う。成瀬。久しぶりの登校は、どうだ?ん?」

     「べつにぃ~~普通だよぉ」

     「ほぉぉぉぉぉぉう。普通?12時、3分前の登校が普通?」

     「ん。」

     その時だった。「せんせぇ~~~授業、早く進めてくださぁ~い」

     ん。あぁ、夏美か。夏美は、小学校からの付き合い。親友。ってやつ。

     いつもサボってるあたし。なんだけど、なぜか私の事をかまってくる。

     ココは進学校。サボってるのに毎回テストで1番だから、

     敵はかなり多い。その、あたしのそばにいつも居る。

     そして、あたしに家に学校帰りに家による。その、夏美は学年4位。

     夏美はいい子だし?ちゃんと、学校来てるから分かるけど、あたしは…

     まぁ、気にしてないけどね。


     「ミク~~~~やっと学校きたぁ~~。」

     「ん?あぁ、何だろうね、気分かな。」

     「…あんたって…まぁ、慣れてるけど。」

     「ねぇ、ケーキ食べたい。」

     「はいはい。今日の帰り、いつもんトコ、よってくよ。」

     「ケーキの前に、…」

     「あぁ~買い物代?」

     「何回で済ませる?」

     「ん。3回。」

     ってことで、メイク直して、髪巻いて。(夏美のみ。あたしはさっき

     メイクしたばっかだから、直す意味無い。)