……どれくらい経ったんだろう。

辺りはもう真っ暗だ。


家しか居場所がない私は
街をぶらぶら歩いていた。

そこからは家の近くにある公園の
ベンチに座っていた。

「そろそろ帰らなきゃな……」

誰もいない中一人でボソッとつぶやく。