「これ以上、月唯を遊び道具にはしないで下さい。もしまた同じことを繰り返すのなら、俺は一般人を敵にまわしてでもあなた達を罰します。」
「そんな事していいのかよ!…っ警察に手を出してみろただじゃ済まなくなる」
それが脅しになると思っているのだろうか
一体俺を何者だと思っているのだろうか
「俺は緒方の人間だ。そう簡単に干されるはずがない。
それに、俺はずっと緒方で生きてきた
この世界の汚い部分も、お前らの生きる世界の汚いところも全部知ってる。」
蔑んだ目で冷めた声を出す
自分でも少し違和感を感じた
裏も表もあるのか
同じ人間なのに